ART CONFUSEの感想

 アートコンフューズ(以下AC)が早くも5回目となった。5回目といえば5年目。そしてすでに次回展の話もチラついている。意外と続くものだなあ、と感心している。

 一方で、ここに参加する人々の意識はどのようなものかと考えたりもする。当然、人それぞれ違うのだろうけれど、ここに集まるということは、希薄ながらも少々のつながりはあるのだろうか?などと。


 一見、ACの会場の中に別のグループの展示会場があるように見えて疑問に思えてしまうのは私だけだろうか。それは出張絵画教室の参加の方々の意識が、どこにあるのかということだ。はたしてACに参加していると思っているのか、単に絵画教室の発表の場と認識しているのか、という点が、どうも気になってしまう。


 もちろんグループでの参加でも、どんなスタイルでも、基本OKなのだから、当事者たちが楽しく納得のいく展示発表をされていれば、それはそれで良いことなのだが、もし第2、第3の

出張絵画教室グループが現れたら、一体どうなってしまうのかと、ちょっと心配になってしまった。


 そして第1回目から参加している叩き上げてきたメンバー達の思うところはどうなのか?5回の場を経過して見つけるものがあったのか。ACというのは様々な実験の場であるようで、い

つもと少し違った事、逸脱した事に挑戦して何かの形に結びついて新しいモノが生まれつつあるような予感はしているが。


 このグループ展を初めて知って参加された方にも心に残る何かがあったのでしょうか。


 今年初の「AC番外編」という試みでは、本番と同様の4日間、原宿のギャラリーを使用し、絵画の他にポストカードや手作り品の展示即売を行った。小規模ながら良い経験になったと思う。もし第2回番外編があるとしたら展示内容や配置等、考えることがたくさんありそうだ。


 今後のACは大阪や名古屋など西の地域でも開催される可能性を含んだり多様な広がりが期待できる。予想外だけど嬉しい。


 今回は希望の日時の抽選に度々落ちてしまうという不幸があり、平日の開催だったので集客がイマイチ。しかも期間中にしょぼい雨が降り続いていた(これは仕方ないが)。いつもうまくい

くワケではないのだ。毎年、続けて開催できる事、参加者全員で盛り上げていけるように祈ります。


 船山智枝 ふなやま ともえ