社会と美術 · 2019/08/16
本誌前号(No.145,2018)に、松山文雄著「誰のために-ハンセンヱホン」の紹介と、復刻版刊行の予告をした。今回はその後の経緯と2018年11月に開催した「ハンセンヱホン展」にまつわるメモを記しておこう。
アトリエ訪問 · 2019/08/14
渡辺皓司さんと編集部の対話を企画しました。日本美術会に長く所属、日本アンデパンダン展にも作、大作を発表してきた渡辺さん。民美でも長く講師の中心になって多くの人、画家を育てました。

エッセイ · 2019/08/14
Project 3578は20世紀の現代美術に影響力を与えたドイツのヨーゼフ・ボイスの提唱した社会彫刻の概念を究極に推し進めた参加型のアートプロジェクトである。
エッセイ · 2019/08/13
2018年秋、上海の美術館で展示する機会を得た。短い滞在期間だったが、その間に見えてきた中国についてレポートしてみたい。(内容の性格上、場所や個人が特定できる部分は割愛いたします)

エッセイ · 2019/08/13
 私は美術家としての創作活動だけでなく、アートプロジェクトやワークショップの企画運営、展覧会の監修などを通して芸術と社会の関り合いをテーマに活動を続けています。私達を取り巻く環境の中にある、ダイバーシティ(多様性)や国際化を題材の一つとして、人との関わりあいや国際交流展に積極的に取り組んでいます。
展評 · 2019/08/13
 岩手出身、大正期に活躍し41歳の若さで亡くなった洋画家萬鉄五郎。2017年の没後90年の展覧会は、葉山の近代美術館にも巡回し、私も感動を新たにしたが、「僕の中の原始人が歩き始めた」「僕の希望は野蛮時代にかえる事ではなく、新しき原始時代を始めることである」多くの作品だけでなく、萬自身の言葉も新鮮に響いた。

展評 · 2019/08/13
達和子(だて・かずこ)の活躍が目覚しい。達は1947年、滋賀県に生まれ。1969年、武蔵野大学卒。1975-1990年、香港在。1991-2000年、武蔵野美術学園在籍。1999年、毎日現代日本美術展より発表開始。達和子webを見ると、2000年からの莫大な個展、グループ展の軌跡を辿ることが出来る。私が達を見るようになったのは、2013年頃からではないだろうか。
震災 · 2019/08/13
生駒山の麓を少し上がったところに小さな古刹がある。境内は木々が繁るままに伸びていて心地よい。寺川真弓さんは境内に接した東向きの一軒屋に三年前越して来た。作業場を整え織機を据え、桑畑を作った。奈良盆地を下方に眺めながら新たに「織で表現する人」としての生き方を自覚し思索を続けてこられたのだろう。

書評 · 2019/08/13
 近年、各地の公立美術館で、展示作品の撤去や改変といった「検閲」ともいうべき事件がたびたび起きている。表沙汰になったのは氷山の一角とみるべきで、組織内での「忖度」や「自主規制」によって、人目にふれる機会を奪われた作品も少なくないだろう。こうした出来事は、美術館に限らず、博物館や図書館、公民館のような他の社会教育施設でも起き、憲法が保障する「表現の自由」が尊重されなければならないはずの放送や出版など、あらゆる文化的な領域で発生している。
美術評論 · 2019/08/13
東京国立近代美術館「アジアにめざめたら」展は様々な反響をもたらした。その感想はおおむね2つの事柄に分けられる。第一に1960年代の左翼運動的視点から同展を見て解釈する場合、第二には現在からみて日本の政治的アートの立ち遅れに関して指摘する場合である。

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