わくわく ドキドキ、けして 饒舌ではないが 一度観たら 私たちの心を放さない149点の作品を並べた「カクノスキ展」が 山脇ギャラリーで開催された。 きょうされんに所属している全国の障害を持つ人たちの作品(応募点品1918点)の中からから選ばれた。障がいを持つ人の「描くのが好き!(カクノスキ)」という気持ちがたくさん詰まった作品を並べた展覧会だ。
23年間、彼らの作品で作り続けてきた「はたらく仲間のうた」カレンダーを知る人は何人いるだろうか。この展覧会はカレンダーという日常的に使う実用性の高い品を作るという枠を越え、彼らの作品そのものをたくさんの人々に観てもらうことを第一に考えた展覧会だった。
市ヶ谷駅に近く、人通りの多い通りに面するギャラリーではあったが、偶然通りがかった人たちの来場が多かったのは、彼らの作品の魅力が大きかったからだろう。
かなりのスピードで一気に描き上げられたと思う筆やサインペンの筆跡、その反対にゆっくりとした手の動きを残した作品の数々、それに伴う息遣いを感じる作品が多かったのも印象に残っている。
動機がそのまま形や色になり、そこに表れた形や色を何のためらいも感じずに動機にする。彼らが持つその独特なものが、思いがけない表現の自由さを生み出すのではないかと思う。そして昨今ではあまり歓迎される言葉ではないかも知れないが、まさに一生懸命がいっぱいの作品が並ぶ展覧会であった。
「カクノスキ展」の実行委員として同展にかかわり、表現とは何か?ということを改めて考えさせられることになった。ご覧頂いた方々はどのような感想を持たれただろうか。
同展を終えて、彼らは間違いなく私たちの仲間であると実感することができた。
わくわく ドキドキ、けして 饒舌ではないが 一度観たら 私たちの心を放さない149点の作品を並べた「カクノスキ展」が 山脇ギャラリーで開催された。 きょうされんに所属している全国の障害を持つ人たちの作品(応募点品1918点)の中からから選ばれた。障がいを持つ人の「描くのが好き!(カクノスキ)」という気持ちがたくさん詰まった作品を並べた展覧会だ。
23年間、彼らの作品で作り続けてきた「はたらく仲間のうた」カレンダーを知る人は何人いるだろうか。この展覧会はカレンダーという日常的に使う実用性の高い品を作るという枠を越え、彼らの作品そのものをたくさんの人々に観てもらうことを第一に考えた展覧会だった。
市ヶ谷駅に近く、人通りの多い通りに面するギャラリーではあったが、偶然通りがかった人たちの来場が多かったのは、彼らの作品の魅力が大きかったからだろう。
かなりのスピードで一気に描き上げられたと思う筆やサインペンの筆跡、その反対にゆっくりとした手の動きを残した作品の数々、それに伴う息遣いを感じる作品が多かったのも印象に残っている。
動機がそのまま形や色になり、そこに表れた形や色を何のためらいも感じずに動機にする。彼らが持つその独特なものが、思いがけない表現の自由さを生み出すのではないかと思う。そして昨今ではあまり歓迎される言葉ではないかも知れないが、まさに一生懸命がいっぱいの作品が並ぶ展覧会であった。
「カクノスキ展」の実行委員として同展にかかわり、表現とは何か?ということを改めて考えさせられることになった。ご覧頂いた方々はどのような感想を持たれただろうか。
同展を終えて、彼らは間違いなく私たちの仲間であると実感することができた。