· 

第8回あ̃とこんふゅーず展に参加して

河合 佳

 第8回ART CONFUSE展が、今年も開催されました。会場は、昨年同様に池袋駅東京芸術劇場内でしたが、今回は5階、ワンフロアーのギャラリー2に移りました。ここ最近の何回展かは地下のアトリエイースト・ウエストの、離れた二つの会場で展示開催を行ってきましたので、一つの会場で開催した本展示会では、出展者の皆様はいつもと違う角度や切り口で、己の作品と自分自身を見つめることができたのではないかと思います。会期中は台風に見舞われるなど、あいにく天気には恵まれませんでしたが、それとは裏腹に会場は明るく、多くのお客様にご来場いただきました。 会場は、とても広く大きくて、一つ一つの作品のイキイキとした顔がよく見えました。また、CONFUSE(ごちゃまぜ)の名の通り、今回もさまざまな個性ある作品が沢山あり、飽きることはなく、むしろ沢山の発見ができる会場でもありました。毎年楽しみにしてくださっているお客様、また、もちろん初めてご来客いただいた方々にとっても、作品が作り出すあの心地よい空間を、より一層楽しんでいただけたのではないかと感じています。 毎年、ARTCONFUSE展に出展をしてきて、自分自身また展示会自体が進化していると実感しています。それは技術だけでは計れない表現力であったり、作品を視る眼などです。これからもますます、表現者として、皆様とともにアートの世界を進んで行きたいと心より思います。次回のART CONFUSE展も楽しみにしつつ、さらなる進化ができるよう、自身を高めていきたいと思います。