日韓美術交流展2017東京

 8月22日~27日 府中市美術館市民ギャラリー、で開催された。出品総数は85点、内、韓国から22名の出品22点。日本側は42名の出品、62点?、人的な交流では7名の韓国人美術家が訪日。歓迎パーティー、東京散策など、交流が進んだ。展覧会は府中市美術館のギャラリーが借りられたので、広い会場ということで、日本美術会の会員を中心に、アンデパンダン展の出品作家や、和紙造形の作家らが参加。来年の韓国での交流展や百済文化祭りの参加予定の希望もあって、大きな作品も沢山出品され、大いに盛り上がった。作品のジャンルや立体・平面・日本画・油彩・工芸など多様となり、活気があった。入場者はカウンターでは608名を数える。沖縄居酒屋でのパーティーは30名ほど参加、歌などもでてよかったし、通訳していただいた地元のUさん、丁さん、それからなんといっても地元に作家として根を張る宮本和郎さん、能成さんご兄弟とその奥様方には大変お世話になったことを書き記さねばならない。日本美術会から始まった韓国美術協会公州支部との交流も、JAESという日本美術会会員有志によって運営される主催団体に変化したが、交互に韓国・日本で通算14回目になった。文化交流の持続は相互理解という面で得るところが大きい。今後どう進めるのか、いつも配慮しながら、悩みつつも実施していきたい。(K)