美術評論 · 2021/07/17
朝鮮画を分析した韓国語書籍を日本語に翻訳しました。朝鮮画とは朝鮮民主主義人民共和国(以下「共和国」)で描かれる東洋画のことです。中国画、日本画、韓国画とどのように違うのか、その特徴は何なのか。同書は朝鮮画について、大韓民国(以下「韓国」)の人々を主な対象に書かれたものです(原著は2018年3月刊行。英語版は2019年12月刊行)。
海外の展覧会 · 2021/07/17
コロナ・パンデミックの韓国に行くことも容易でなくなったこの時期だからこそ、1995年から始まった私的な韓国の美術との交流が思い出される。2020年の錦江自然美術ビエンナーレとGNAPの展示、コロナ・パンデミックと自然美術のシンポジウムなど、S N S...

海外の展覧会 · 2021/07/17
コロナパンデミックの中出品者の訪問はかないませんでしたが、無事開催
【日美の前史探訪】松山文雄・前島とも夫妻と戦前のロシア絵本
エッセイ · 2021/07/17
 前衛画家として長く関西の美術界を主導した吉原治良(1905~1972)の蔵書から、戦前のロシア絵本が87冊も見つかった――遺品の整理にあたった芦屋市立美術博物館からそう聞かされて、意外さに思わず耳を疑ったものだ。

「リアリズム研究会」が残したもの
エッセイ · 2021/06/30
 かつて自身が所属していた今は亡き「リアリズム研究会」について書き残そうと、少し前から取り組んでいる。口を滑らしたことから、それに関して半端な文を書く羽目になった。
「『美術運動』を読む会」は続く
美術評論 · 2021/06/27
 「『美術運動』を読む会」の東京都現代美術館、国立新美術館という主だった活動については、『美術運動』No.139(2012年3月)に詳しい。2018年には主催者のJ・ジャスティン、2019年には足立元、2020年には私が著作を出版した。

「美術運動」オンライン座談会
美術評論 · 2021/06/27
木村(司会)―コロナ禍の座談会です。オンライン座談会。上野さんは金沢から、冨田(葛飾)、私は横浜からの参加です。  京都「三人社」による美術運動:復刻版第3巻の配本がありました。昨年からのコロナ禍の大変な時に出版され、契約に基づき送られてきましたので、それを宅急便で回して、一応見ていただきました。 感想はどうですか?
日本列島のアートの誕生と「ヴィーナス」
エッセイ · 2021/06/26
先史時代の女性の小像を「ヴィーナス」と呼ぶようになったのは、1908年にオーストリアの後期旧石器時代の遺跡から発見された、およそ30,000年前の女性の小像を、発見者の考古学者ヨーゼフ・ソンバティが「ヴィレンドルフのヴィーナス」と命名したことが発端である。

表現の不自由展を取り巻く状況と仮処分の意義
美術評論 · 2021/06/13
2015年に立ち上がった、公共の施設や空間で検閲や規制を受けた表現を集め展示する「表現の不自由展」。副題は「消されたものたち」で、図らずも不自由展そのものを指す言葉としても機能している。
あいちトリエンナーレ検閲事件とその後、その先
社会と美術 · 2021/06/08
 2019年に騒然となったあいトリ「表現の不自由展・その後」検閲事件の本質は何も解決していない。あいトリのひとつの判定基準は大村実行委員長のしきりで参集した「あいちトリエンナーレありかた検証委員会」(のちに検討委に改名)だろう。座長を国立国際美術館長・山梨俊夫が務めた。検証委は同年12月18日に結論である118pにわたる最終報告書を提出した。要約は概ね次の通りだ。

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