展評

展評 · 2019/08/26
 日本美術会が従来の日本アンデパンダン展とは別に、若い世代の力と発想による若い世代のための新しい展覧会として「アート・コンフューズ」を発足させて今年で9回目を迎える。来年は第10回というひとつの節目に向かい合うことになる。
展評 · 2019/08/13
 岩手出身、大正期に活躍し41歳の若さで亡くなった洋画家萬鉄五郎。2017年の没後90年の展覧会は、葉山の近代美術館にも巡回し、私も感動を新たにしたが、「僕の中の原始人が歩き始めた」「僕の希望は野蛮時代にかえる事ではなく、新しき原始時代を始めることである」多くの作品だけでなく、萬自身の言葉も新鮮に響いた。

展評 · 2019/08/13
達和子(だて・かずこ)の活躍が目覚しい。達は1947年、滋賀県に生まれ。1969年、武蔵野大学卒。1975-1990年、香港在。1991-2000年、武蔵野美術学園在籍。1999年、毎日現代日本美術展より発表開始。達和子webを見ると、2000年からの莫大な個展、グループ展の軌跡を辿ることが出来る。私が達を見るようになったのは、2013年頃からではないだろうか。
展評 · 2019/06/28
私は、たまたまネットで油彩画「河口夕凪」(M50号)を見た。  この底なしの寂しさ、無限の寂寞感はいったいどこでどうしてうまれたのだろう。冬枯れの寂しさにつつまれながら、朽ち果ててはいない。人気がないにもかかわらず、働く人の匂いがする。季節の色彩は灰色がぴったり似合いそうだ。ところがそうではない。意外にも明るいセピア色を基調にしている。春遠い景色は空も重く沈み、川面には風紋もない。古びた川舟、砂浜に打ち上げられた廃船。斜陽の地上には鳥影さえもない。

展評 · 2018/09/29
第8回ART CONFUSE展が、今年も開催されました。会場は、昨年同様に池袋駅東京芸術劇場内でしたが、今回は5階、ワンフロアーのギャラリー2に移りました。
展評 · 2018/09/29
2017年10月17日~22日 (gallery re:tail) そこは吉祥寺の駅から中道通り沿いにあった。  日本アンデパンダン展の若手の二人展だ。ようやくたどり着いた蔦の絡まるビルにその会場があった。マンションの一室を改造した画廊だった。時間の経過と歴史を感じさせるムードのある場所だったので、作品も落ち着いてみることができた。

展評 · 2018/09/29
 福島県にも地域に根ざした、民主的で平和と表現の自由を守り、作品を発表し続けている集団がいくつもあります。その中でも数十年間続いている「脈展」のあらましを紹介します。
展評 · 2018/09/24
開館40周年の4回目の「ちひろ美術館・東京」の催しを見ることができた。昨年の第70回記念日本アンデパンダン展:特別企画展「春を待ち、闘った、激動の60年代美術」に、ちひろさんの「世界中の子どもみんなに平和としあわせを」(1970年作・全紙)を出品いただいたときから早1年近くが経過していた。

展評 · 2018/09/24
ちょうど永井愛さんが居られて、展示作品のお話も聞けた。今回は、いくつか外にコレクションされている作品を、借り出しして来ていた。可能なところで、どうしてもこれは展示したいということだろう。
展評 · 2018/09/22
初日オープニングには50名をこす人たちが集まって森田氏への期待の大きさが際立った。参加者がこもごも語ったのはその人柄と創作姿勢への称賛だった。彼は旋盤工として働き続けた質実な労働者であった。

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