展評

展評 · 2018/09/24
開館40周年の4回目の「ちひろ美術館・東京」の催しを見ることができた。昨年の第70回記念日本アンデパンダン展:特別企画展「春を待ち、闘った、激動の60年代美術」に、ちひろさんの「世界中の子どもみんなに平和としあわせを」(1970年作・全紙)を出品いただいたときから早1年近くが経過していた。
展評 · 2018/09/24
ちょうど永井愛さんが居られて、展示作品のお話も聞けた。今回は、いくつか外にコレクションされている作品を、借り出しして来ていた。可能なところで、どうしてもこれは展示したいということだろう。

展評 · 2018/09/22
初日オープニングには50名をこす人たちが集まって森田氏への期待の大きさが際立った。参加者がこもごも語ったのはその人柄と創作姿勢への称賛だった。彼は旋盤工として働き続けた質実な労働者であった。
展評 · 2018/09/22
 生誕140年の企画で千葉・福島・福岡・長野と回り、東京では東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館で2017年7月8日~8月27日まで開催された。

展評 · 2018/09/21
社会を見つめ時代に生きる人間を描き続けた吉田利次の生誕100年を記して作品展を開催した。その足跡を追うことで、今、不穏な時代に生き、創作する私たちへの問いかけになれば、との思いがあった。
大成瓢吉「乳房」油彩 147×98 ㎝
展評 · 2018/09/17
2017年春に二つの印象的な展覧会を見た。性格のあまりにも違った二つであったが、その中には戦後美術の良質なものが展示されていたようだ。それらの作品からなにを受け取ったか、それが豊穣な可能性なのか少し書いてみよう。そしてこの春、5月連休の最後には父の故郷で「御柱祭」を見た。印象的だったのでこれも付け加えてみる。...

展評 · 2018/09/09
三井壽(1921年~88年)が亡くなって、はや30年ちかくなる。昨年(11月13日~18日)町田市和光大学ポプリホール鶴川で回顧展が開かれた。
展評 · 2018/09/09
私はこれまで『美術運動』誌面で、神奈川県立近代美術館鎌倉館閉館の問題を追ってきた。この活動は現在も継続している。「どうする?どうなる?鎌倉近代美術館」と題し、偶数の二ヶ月に一度、大船・木のおうちゆるこやで、古沢潤、首藤教之、山野辺明、加藤史郎、中西和、彦坂尚嘉らと議論を繰り返している。

展評 · 2018/09/09
今世紀、1945年、人間の歴史は第二次世界大戦という巨大な災厄・破壊・殺人となって人々に突きつけた。知識人と呼ばれた一部の人種、芸術家などと呼ばれた人々も含めて。 ジャコメッティ、サルトル、キェルケゴール、ニーチェなど、最も深いところで神なるものと関わっていた人種は、自らが歩いて行くべき道を自らが選びとっていくこと、生きる指針を見出すほかはなかったのであろうか。
展評 · 2017/07/30
初の個展を千駄木画廊の初期からの作品群を観て感じたのは、実体を支える空間との関係性が、まっとうな解釈として、正直に伝わって来た。全うとは近作の諸作の平面空間に実在する独特な記号的な具象像が配置され、緊密な平面を成している。

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